ふと、嫌な予感で目が覚めた。
起き上がり、暫くすると、イヴェールが部屋に入ってきた。
(何処から侵入してくるんだこいつは、)
はっきり言わないと一生伝わらないと思い、
抱きついてこようと近付いて来るこの阿呆天秤に素直に言うことにした。
「其れ以上近寄るな、暑苦しい」
「…、いきなり其の扱いは酷くないかい?」
「…いくら君の体温が常人より低いとはいえ、
べたべたされると余計暑くなる、って意味だよ、」
「…ふむ…といことは押し倒すのも駄目ってことかい?」
此の男は何処まで莫迦なのだろうか。
近付くな、と言っているのだから押し倒されるなんてもっと駄目に決まっている。
「…当たり前だ」
「何で、」
「…嫌だから、」
「………ふぅん…」
ついでだから、禁止令でも出しておこう。
(どうせごねるだろうが、)
「だから、今後一切私に触るな」
「………ん、分かった。じゃあね、」
彼は其れを承諾し、私の部屋から去って行った。
――――あ、れ?
承、諾…?
…何だ、あいつは、
普段と違いすぎる。
いや、そもそも私があんなことでこんなに動揺する方が、
普段と違うのであって――
と、いうことは、……私は動揺している…?
否、在り得ない、断じて在り得ない。
大体、奴がもう二度と私に触れないなんて、嬉しい事この上ないではないか、
万々歳だ。
人生安泰だ。
哀しくなんてない。
…寝よう。
あの日から、イヴェールは私に触れないどころか、姿すら見せていない。
………苛々、する、
(…嗚呼、本当は分かっているのだ、此れがそういう感情ではなく、もっと性質が悪い事くらい、)
やっぱりものっそい中途半端…orz
足掻いても所詮“文章”は“文章”て訳ですか。
回復しそう、です…!
某友達さんと仲直り(でいいのかな?喧嘩していた訳では
無いんだけど…)して、買いたかったシャーペンも買え、…うひひ(キモ
…あ、飴ちゃん欲しい…出来ればペロキャン…
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